Mitake合同会社
代表 橋本賢太

PC周辺のお困りごと解決から旅行者の相談役、島唯一のフリーマガジンも手掛ける。五島の魅力を世界中に届けたい。

会社について
弊社は「GOTOパソコン専門店」というパソコンショップの運営と、五島列島の情報を配信する「fully GOTO」という五島列島唯一のフリーペーパーの発刊、日本人と台湾人観光客向けの、ゲストハウス五島時光の運営を、主な事業としています。
シェアオフィス、コワーキングスペースも、3年前にオープンしました。お仕事をするスペースとしてだけでなく、地元の人と企業のマッチング、新しい事業や取引につながるようにと、ニーズに合わせて運営をしています。

自己紹介
私は五島列島の出身で、小学校から高校まで五島市で暮らしていました。大学進学を機に福岡に行き、卒業後はIT関連の企業に就職をしました。そこで3年間勤め、1年間のオーストラリアでのワーキングホリデーを経て、五島市に戻ってきました。ワーキングホリデーへは、異国文化の違いや、見たことのないものを一度見てみたいと思ったことが渡航のきっかけです。その経験が今に生きていると思います。そこで、台湾人の妻と知り合うことも出来、共に五島市に移住をし、現在は台湾人に向けた情報発信や、ゲストハウスの運営など協力しながらやっています。

五島市へ戻って来た理由
高校までずっと五島に住んでいましたが、住んでいると、毎日当たり前に食べている魚が美味しいとか、日常の有難さに気づくことが出来ていませんでした。私は、外に出て初めて五島の魅力を知りました。これだけ良い島に育ててもらったので、「五島の為に何か出来ることをしたいな」そういう想いが芽生えたのがきっかけです。
オーストラリアから帰国をし、統計などを見ながら五島市について勉強をしていたときに、人口減少の推移に目が留まりました。「このままいくと五島市が生活出来ないような市になってしまうのでは」と危機感を覚え、「これまでの自分の経験を活かし、五島に還元をしなくては」と強く思いました。

五島市に戻ってから行った取組み
当時の五島市内には、個人向けにパソコンの修理や販売をしている事業者がなく、親戚やご年配の方から、パソコンについて質問されることが重なりました。福岡での大学と会社員時代に培ったスキルを活かし、パソコンショップを立ち上げました。
五島市の課題は、求人と人口減少です。それと共に、インバウンドのお客様を受け入れる体制がまだ整っていないことも、解決したい課題だと思っています。
妻が台湾人なので、Facebookやホームページを利用して、台湾に向けて五島市の魅力について情報発信をしています。具体的には、五島市へのアクセス、どのようなことが体験出来るのか、飲食店などの紹介をしています。実際、そのFacebookの投稿をみて、台湾の方から直接問い合わせをいただくこともあり、台湾人をゲストハウスに受け入れる体制を整えています。

五島市に来て欲しい企業
五島市の事業所は、比較的ITに弱いので、外からITに強い企業に来ていただけると良いと思います。地元事業所のサポートをしつつ、一緒に何か新しい事業が出来ると嬉しいです。

五島市の魅力
フリーペーパーとゲストハウスをしていることもあり、外の人と出会う機会が多いのですが、「五島市はイメージしていたよりも、都会ですね」とおっしゃられます。一般的に「離島は不便でなにも出来ないところ」というイメージを持たれがちですが、五島市にはスーパーやコンビニもありますし、飛行機や船の交通の便もよく、暮らす上で不便を感じることはありません。
進出を検討されている企業においては、離島のイメージだけをもって来られるよりも、「リゾート地が近場にあって、その中で仕事が出来る」というイメージの方が合っていると思います。

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